Fallout Londonを遊ぶ #10

Fallout London 1

かつてロンドンで猛威を振るったというトンネル咳を防ぐことができるガスマスクを手に入れ、ロンドンの北部にあるというハックニーからイズリントンへ向かうことに。

生死を左右する選択

ハックニーとイズリントンのある北ロンドンは、ゲーム的には検問所(ゲート)で区切られている別エリアです。4で言えばファーハーバーとかのように別のマップに移動する、という感じ。ゲームエンジンの都合上、そういう形にせざるを得ない事情でもあったのかな?

Fallout London 2

ハックニーに入るといきなり目の前で人が戦っており、話を聞いてみるとここハックニーではラウンデルという集団と、ミラーという男が率いるフーリガンの集団が縄張り争いをしているのだとか。メインクエストとは関係なさそうではあるのですが、とりあえずラウンデルに手を貸してフーリガンを撃退し、ラウンデルの指導者であるという「デイビス王子」に会うことになりました。

しかしラウンデルのパトリックという男から、「そんな身なりでは王子に失礼だから、ちゃんとした服装に着替えてこい」と言われ、ハックニーにあるアパレルショップへ行くことになります。

Fallout London 3

その件のアパレルショップへ行く道すがら、せっかくなんでハックニーの景色をゆっくり眺めながら歩いてみたのですが、ロンドンの中心部とはまた違った街並みで構成されていて面白いですな。結構住宅街やパブがあって、たま〜にホテルなんかもあって。マップ自体は4のコンコードを4〜5倍ぐらいに広げた感じで、街中を普通にラウンデルが歩き回っていたりします。

途中フーリガンたちもいたりしますが、それなりに建物は残っている状態なためか、比較的綺麗な街並みに見えてしまう。同じロンドンでも結構違う印象を受けるエリアですね。

Fallout London 4

またハックニーにはラウンデルが経営する武器屋もあって、なんとそこにはライトマシンガンが販売されていました。ウホッ、これはかっけぇ!

まぁしかしいざ使ってみるとフルオートのわりにファイアレートはそれほど高くもないし、Heavy Gunner自体伸ばしてないので威力もイマイチ…う〜ん、せめて爆発レジェンダリー付きのやつが出ればとは思うものの、Heavy Gunner伸ばしたところでそれほど強くなさそうな気もするw

実際NexusにはLondon用にヘビーガン系の武器をオーバーホールするMODも出ており、やっぱりヘビーガンの微妙さに不満を持っている人も少なからずいるみたいですね。MODを入れるかちょっと迷うなぁ。

Fallout London 5

そんなこんなありながらもアパレルショップに辿り着くと、それは2件あり、どちらか一方のアパレルショップに服を仕立ててもらうことになります。一方はミラノというオネエ系入ったような怪しげなオッサン、もう一方はシャネルというチャンネーです。

「オッサンよりはチャンネーの方がいいかな、デヘヘ」なんて下心を抱きつつシャネルに話しかけてみたら、「あんた客?靴下の一足も買えそうにないけど」と、ナチュラルに人を見下して貧乏人扱いしてくるヤベー女でした。しかしそれでもめげずに服の依頼をすると、「隣のミラノがウゼェから廃業に追い込め。それが済んだら作ってやんよ」的なことを言われ、あの手この手でミラノの店の営業妨害をすることに。

この辺りの内容はカットしますが、結構主人公のS.P.E.C.I.A.L.を使う選択肢が多くて楽しかったですね。Strengthが高ければ「俺がそう言っているんだからそうしろ」と強引にまとめることができたり、育成の仕方で多彩な会話パターンを楽しめそうでした。逆にもしミラノに仕事を依頼していたらどうなってたんだろう?

Fallout London 6

無事営業妨害を済ませてシャネルに報告すると、「歩兵のバトルコート」がもらえたと同時に、ここでバリスティックウィーブの改造が解禁!まぁ改造には4と同様に耐衝撃ファイバーがたくさん必要にはなりますが、Mk5まで上げるとアパレルだけでも防御が100以上になってかなり硬くなれますね。

Fallout London 7

バトルコートを着てみると、これも他の防具の上から重ね着する形で装備できました。防具のモジュール効果とバリスティックウィーブ効果を合わせることができるのでかなり強力になった感じ。

Fallout London 8

王子に謁見するに相応しい(?)コートを手に入れたのち、パトリックと共にデイビス王子のいる部屋へ。しかしいざ王子に会ってみると、彼はかなり依存症が進行したジャンキーになっており、情緒不安定というか、衰弱し切った様子でした。

ここでパトリックが言うには王子は以前ミラーとの戦いでコテンパンにやられ、なんとか逃げ切ったもののそれ依頼ヤクに手を出しジャンキーになってしまったとのこと。ラウンデルの指導者がこんな状態になってしまったことで、組織も不安定になってしまい、側近のパトリックはどうするべきか分からない、ということみたいですね。

そこで、同じく側近であるデニス・ブランフォードと、王子が使うヤクを配合しているマンチェスター・マイクと話をして欲しいと言われました。

Fallout London 9

デニスというのは戦えなくなったデイビス王子に代わって現在ラウンデルの指揮を執っている人物で、言わば指揮官代行のようなことをしており、デイビス王子には忠実な男です。しかしこのデニスと常に一緒にいるジョアンという女が女狐というか毒婦で、「ジャンキーになってしまった王子はもう暗札して、デニスが新しい指導者になりなさいよ」と提案してきます。聖戦士ダンバインのルーザ・ルフト並みの悪い女ですな。

ジョアンからはデニスを暗札(毒札)するためのカルメックスを3つ、商人から買うか、自分で調合して持ってきてくれと言われました。実はこのときまで知らなかったのですが、LondonではカルメックスってChemistを習得していなくても自分でクラフトできるんですね。ただ材料を集めるのがしんどい。まぁ買った方が早いのかもしれない。

Fallout London 10

次にマンチェスター・マイクに会うと、彼はデイビス王子に頼まれたヤクを作りながらも、しかし王子を助けたいとも思っている人物です。これ以上依存症が進まないように治療したいので手伝ってくれ、とのことでした。

Fallout London 11

デイビス王子を暗札するか、それとも助けるのか…組織の存亡に関わる重大な選択をなぜ自分に迫られるのか謎ですが😅、今回はマンチェスター・マイクに協力し、王子を匿うセーフハウスを確保したのち抗生物質を3つ作り、マンチェスター・マイクに渡しました。抗生物質もChemist関係なくクラフトでき、材料はきれいな水、スティムパック、発光キノコ、酸となっています。発光キノコについてはテムズヘイブンのマーケットにたくさんあるのでそれを拝借し、パパッと作って終わり。

Fallout London 12

そしてセーフハウスで横になっている王子に抗生物質を投与するわけですが、その直前にデニスやマイクとの会話でいくつか選択肢が出るんですよね。投与するのかしないのか、とか、マイクは嘘をついているんじゃないかみたいな口論が起こるのですが、僕はマイクを信じて投与してみたところ、結果としてデイビス王子は死にました…ええっ!?

いや〜これ、投与前の選択肢をミスッたんですかね…。なんか、すげぇやるせない気分なんですがwデイビス王子の遺品である「Quadrophenia」というSMGと「ユニオンジャックスーツ」はキッチリ頂いておきますがね、それにしてもなんで死んだんだろう…。単に選択肢を間違えたからなのか、それともどうあってもデイビス王子はここで死ぬ運命なのか、わっかんねぇな〜(松鶴家千とせ風に)。っていうかQuadrophenia、あんま強くないッスね…余計に悲しい。

Fallout London 13

結局その後はデニスがデイビス王子に代わって新たな指導者となり、ハックニーにたむろするフーリガン掃討作戦を行なってラウンデルが再びその地位を取り戻す、という形でクエストが終わりました。クエスト報酬として「カタリティックカウル」をゲット。

しかしマイクはデニスから「お前のせいで王子の死が早まったから追放な」と言われ、なんともスッキリしない終わり方でもありました。いや〜、これ本当にデイビス王子を救えなかったのかなぁ?暗札ルートはともかくとして、救出ルートはどこかで間違えたのかもしれないなぁ、やっぱり。なんか自分としては釈然としないというか、モヤモヤの残るクエストでした。

Fallout London 1

Fallout Londonを遊ぶ #11

2024年9月24日

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