ニコニコ動画にメーテルさんが「デジタル・デビル・ストーリー 女神転生Ⅱ」のアレンジ曲をアップしていたので聴きました。これはかっこいいデキですな〜!
カエルを踏み潰した
これまで何回か書いてきたような気がしますが、デジタル・デビル・ストーリー 女神転生Ⅱは僕の中ではかなり好きなRPPGの一つで、サントラや関連書籍を保存してあるぐらい、今でも好きな一本です。ゲームとしてはアトラスが独自に発売するようになった真シリーズの方が有名かもしれませんが、僕はファミコン時代の女神転生も名作中の名作じゃないかなと思っています。
邪教の館は悪魔と悪魔を合体させ新たな悪魔を作り出すという、字面だけで見るとなんともヤバげな施設ですが、この音楽というのがまたそのヤバい雰囲気を盛り上げてくれる、神秘的というか、黒魔術的というか、ファミコンの音楽なのにやけに厚みのある音で素晴らしいんですよね。サントラに書いてありますけどゲームにはカスタムチップを積んだとかいうことで普通のファミコンのカセットよりも大きなカセットでしたし、グラフィックも音楽もストーリーも当時としては異色でした。東京に新型爆弾が落とされて次元の裂け目から悪魔が出現、荒れ果てた東京は悪魔とミュータント、そして暴徒が跋扈する、暴力が支配する世界になってしまう…って、悪魔が出てこなければなんだかFalloutにも通づる世界観ですが^_^;
ここに平将門公やかつて中島朱実に封印されたルシファー、そして唯一神との戦いに敗れ魔界に堕とされた神々などが絡まってきてオカルトチックな話にも膨らんでいくのが昔の女神転生だったのですが、今はどうなっているんですかね。Switchでも新作が出るという話ですが、今のところ大きな動きはないみたいですね。
この邪教の館の音楽だけでなく、地下街で流れる「Explorer」って曲もまたかっこよくて…暴力が支配する世界、地下でひっそりと暮らすしかない重苦しさというものが出ているようですごく印象的な曲です。
ファミコンの女神転生は現在のところバーチャルコンソールなどで配信されていないのが残念ですね。望んでいるオールドゲーマーも多いのではないかと思うんですけど。まぁ権利者に原作者の西谷史先生だけでなく徳間書店とナムコも絡んでくるので難しいのかなぁ。この二つの会社が絡んでくるとなるとアトラスの力だけではおそらく相当難しいでしょうね…。親会社になったセガがなんとかしてくれる…わけもないか。まぁいずれなんとかしてくることを祈っています。
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