Fallout Londonを遊ぶ #15

Fallout London 1

前回は各地域のリーダーからの署名を全部集め切ったところまで進めました。そして今回はいよいよウェストミンスター宮殿へと突入することになり、大きな選択を迫られることになります。

最終分岐?

ウェストミンスターを歩いていると時折「ゴーーーン…ゴーーーン…」という大きな音が聞こえてくるのですが、これはウェストミンスター宮殿の時計塔(アイキャッチ画像)の音ってことでいいのかしら。それ以外にあんなバカでかい音を出すものは見当たらないけど…。

Fallout London 2

ともかく集めた署名を握りしめてウェストミンスター宮殿前に行くと、そこにいるのは例のガードマンではなくエンジェルの兵士。もうこの時点で怪しい臭いがプンプンと漂っていますが、とりあえず署名を集めてきたから中に入れてくれ!と言うと、「宮殿の周辺にある公衆電話ボックスが秘密の通路になっているから、そこから入ってほしい」と言われ、追い返されてしまいます。

Fallout London 3

エンジェルの兵士が言う公衆電話ボックスがこれですが、中にはいるとエレベーターになっており、地下へ地下へ降りたのち、主人公は突然気を失い、倒れてしまいます。まぁ、そうなるよね。そんな空気出てましたもん😅

Fallout London 4

気がつくと身ぐるみを剥がされて牢屋の中に幽閉されていた主人公。そこへエンジェルの兵士が現れます。どういうことだと事情を問いただすと、彼は敵ではなく、スマイスを始末しようとしている者であることを明かします。そして牢獄を出たらケンジントンの科学博物館へいき、「ミスターX」なる人物と会えと言い残し、その場を去ってしまいました。

この兵士の詳細は不明ですが、スマイス一派というのは一枚岩ではないようです。

Fallout London 5

科学博物館へ行くことが次の目的であることが分かったのはいいとして、問題はどうやって鍵のかかった牢獄から脱出するのかってことですね。ここはどうやら複数のやり方があるようなのですが僕はベッドの下の落ちていたヘアピンを拾い、鍵をこじ開けて看守たちを殴り倒し、装備を取り返して脱出しました。

この牢獄からの脱出については天井のハッチや壊れかけたヒンジを調べられたりするので、S.P.E.C.I.A.L.やPerk次第ではそれらを利用して別の方法で脱出できるのかもしれません。

Fallout London 6

科学博物館はウェストミンスターの西にありますが、このエリアに入ると警備しているプロテクトロンが敵対化し襲ってきます。

Fallout London 7

科学博物館に入ると上階に秘密の研究室があり、囚人がスマイスのビデオを延々と見せられていたり、エンジェルの科学者たちが怪しげな実験をしていました。

Fallout London 8

そして主人公を科学博物館まで来るよう呼び出したとされるミスターXとご対面。何者かと尋ねると、彼は両親が死んで放浪していたときスマイスに拾われた過去を持ち、心理学を専門にして働いているという。そしてスマイスが長寿である秘密はエンジェルのクローン技術が関係しているとも言い、スマイスの抹札計画を主人公に持ちかけてきます。

ミスターXによればウェストミンスターの古戦場にスマイスが観戦しに来るので、その前に爆弾を観客席に仕掛け、時間が来たら爆破させて欲しいとのこと。それによって無関係な人が死ぬのでは?とも思えますが、彼にとってはチャンスを見逃すわけにもいかないのでしゃーないっぽいです(酷い)。

このスマイス爆札計画を受けるか受けないか、の選択となるわけですが、僕は引き受けました。ただ今にして思うと、引き受けない方が良かったのかなともちょっと思う。

Fallout London 9

古戦場は科学博物館のすぐ北にあり、行くこと自体に面倒はないです。しかし現場に到着すると門の前では列ができており、受付に入れてくれというと、「チケットがないならダメだ。でもすぐ目の前でプロパガンダ活動をしているロボットが鬱陶しいから、やつを追い払ってくれたら考えてもいい」と言われます。

そのロボットというのがギド(場合によってはグイド。どっちが正しいのかは不明)で、ロボットは「第五列」という革命家の集団について説いてました。とりあえず説得でギドを追い払ったのですが、「第五列は革命家であり、ロンドンを掃除するための解決策になるかもしれません。彼らは知っておく価値がありそうです」と説明が出る「5th Column Back to Black」というクエストが始まってしまいました。

第五列というのは確かロンドンの東側の消防署あたりに拠点がある集団だったかな?敵対化はしていなかったはずですが、説明文を読んだ限りでは不穏な空気出てますなwおそらくはこの第五列という派閥に加わることが、ストーリーの大きな分岐になっているのかもしれません。

Fallout London 10

なんとか無事古戦場に入れたら、次は観客席に仕掛ける爆薬を探すことになります。

この爆薬の場所は明確には示されず、おおよその場所しかゲーム上では表示されません。答えを書くとテントの中にある「イゾルデのロッカー」の中に入っています。これを回収して観客席近くにセット。さてあとは離れて時間を待つだけだ…と振り返ったところで

Fallout London 11

牢獄に閉じ込められたとき、ミスターXの使いとして現れたエンジェルの兵士が立っていました。どうやら主人公が本当に爆薬をセットして計画を実行するのか、監視していたようです。

このときなぜスマイスを裏切ったのか?と尋ねると、この兵士は自分がクローン人間として生み出され、単に使い捨ての奴隷として死ぬ運命を背負わされていることに嫌気が差したとのことでした。自分と同じクローン人間が処分される様子を見て、このような地獄を生み出し続けるスマイスを止めなければならないと覚醒してしまったクローン人間のようです。

Fallout London 12

そして時間が来て、予定通り観客席が爆破。しかし情報とは違い、スマイスはそこにおらず、観客席の両隣に設置されたモニターに出現し、このような事件が起こったからには自分が政府サービス維持のために動くと宣言。もし質問や疑問があるならば内閣人事局へ問い合わせてくれと言って消え去ります。結局爆札計画は失敗し、無意味に無関係な人たちを巻き込んで終わってしまうという、最悪の結果だけが残りました。

はい、悪いのはミスターXです。すべて彼の計画です。僕は悪くないです。

Fallout London 13

爆札計画が失敗したのち、ウェストミンスターにある公務役所へ行き、スマイスとの面会を試みます。受付で中に入れてくれというと、「ボーラーハット(山高帽)を被ることが義務になっています。ボーラーハットをお持ちでない方はお通しできません」とそっけない返事。しかし「Lone Wanderer」を使った説得により説き伏せることができ、ボーラーハットなしで役所の中へ進入することに成功。まさかこんなところでLone Wandererが役立つとはw

Fallout London 14

役所の階段を駆け上がりスマイスの部屋にたどり着くと、まるでどこからか監視していたかのようなタイミングで電話が鳴り響きはじめます。電話の受話器を取るとスマイスがモニターに現れて、こちらに話しかけてきました。

スマイス曰く、「これほどまでの短期間でエンジェルを多くを知った者はいない。だからこそ君に敵意を感じずにはいられない」と述べます。しかし「善意と発見の精神に従い」と前置きをした上で、主人公に対し、エンジェルへの協力を提案してきました。もし協力してくれればもっとも貴重な資源を与えるとも言います。

スマイスはこの街、すなわちロンドンのための大きな計画を持っていて、それを実行できるほどの大胆な誰かが欲しいと言います。もしエンジェルに従うのであれば今まで欲しかったものがすべて手に入るぞ、と、主人公に語りかけ、協力を呼びかけます。

Fallout Londonの最大の謎であり、物語の発端でもあるエンジェルと手を組むか、それとも拒否するのか…間違いなくこれはストーリー上の大きな分岐点でしょうね。結論を書くと、僕は手を組みました。さっき爆札しようとしていた相手なのにw

まぁスマイスの提案を飲んだ理由としては、やっぱりストーリー上の土台となっているエンジェルについてその詳細を知りたいから、という好奇心ですね。他の派閥と手を組んでエンジェルを滅ぼすというルートもあるのかもしれませんが、まずはエンジェルとは一体なんなのかという根本的な謎を解明したい、知りたいという方が勝りました。

スマイスにエンジェルに加わることを伝えると、スマイスはまず最初の任務として、「サウスワーク・エンジェル放射線研究所」なる場所へ行き、所長と会うよう命令してきました。放射能研究所…なんかもう、ヤバい予感がしますなw

というわけであっちに行ったりこっちに行ったりとフラフラしていましたが、次回からはエンジェルの一員としてロンドンを駆け回ることになりそうです。…それにしても一体どれだけ続くんだ、このMOD🤔

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