初めてのFallout3! #05 〜父と子と〜

Fallout3 リベットシティ

旧世界の航空母艦に作られた街、リベットシティへとやって来ました。母艦というだけあってかなりいかつい雰囲気はなってますね。

Dr.リー

リベットシティの中は結構広い…というか複雑で、多くの店、人で賑わっていて「シティ」というだけあります。住民がいて、街を護るための軍事組織があって、議会があって…と、これまで見てきたようなカオスな雰囲気はなく、むしろ秩序だった場所として描かれています。4でいうダイヤモンドシティみたいな感じでしょうか。

Fallout3 Dr.リー

リベットシティのラボに向かうと、そこには捜していた人物、Dr.リーが。うん?なんだか顔が丸っこいですなw4ではしかめっ面な印象ですが、3では丸みのあるおばちゃんですね。あくまで顔だけで、台詞のいやみったらしさなんかは4と一緒ですけど。

で、Dr.リーによれば、かつて主人公の父親と一緒に働いており、「浄化プロジェクト」なる仕事に取り組んでいたらしいのですが、主人公の母親が亡くなったあと父はラボから去ってしまったのだとか。タイダルペイスンの水から放射能を取り除くという内容だったらしいのですが、プロジェクトそのものが破綻し、B.O.S.の支援も受けられなくなったため中止になった、と。

しかしつい最近ひょっこり現れて、浄化プロジェクトを再開するために昔のラボ「ジェファーソン記念館」へと向かったと、Dr.リーより聞かされます。当然お約束として「あんな危険なところに行っちゃダメよ」と言われるわけですが、行かなければゲームが進まないのは百も承知でして、ダチョウ倶楽部的な「いいか押すなよ!?絶対押すなよ!?」というフリは世界共通なんだな〜と感心したりw

Fallout3 Dr.ジマー

ところでこのラボではもう一人の科学者、Dr.ジマーなる人物とも会いました。この爺様からは「ワシの作った人造人間を見なかったか?」ということを尋ねられるのですが、その人造人間はすでに亡くなったと伝えておきました。実はメガトンでレールロード云々という話が出ていて、逃亡中の人造人間からジマーにあったらそう伝えてくれと頼まれていたので素直にそう答えました。

知らなかったんですがこの3にもレールロード絡みのクエストがどうやらあるっぽいですね。4のレールロードはなかなか個性的な奴らが揃ってましたが3ははたして…。まぁ今はとりあえずこれで終わらせておきます。

Fallout3 ペティ

ジェファーソン記念館では最近手に入れたばかりの44マグナムでミュータントやケンタウロスを葬りつつラボへ入りましたが、父親の姿はそこにはありませんでした。彼はVault101にいた頃、監督官のコンソールから情報を盗み取り、Dr.ブラウンなる人物が社会保存計画「G.E.C.K.」なる研究をしていたことを知ります。G.E.C.K.は核戦争後に使われる予定だった惑星改造モジュールで…つまりテラフォーミングでも起こすような?…これを利用すればかつての浄化プロジェクトも完遂できるのではないかと考えた父はVault112へと向かったということを、残されたホロテープから知ります。

Vault112は101の遥か西にあり、なぜかスミス・ケーシーのガレージから入るのですが、中にいたロボブレインにトランキル・ラウンジへ入るよう指示されます。大人しく従うと…なんだか、現世とは明らかに違う世界に。言うなれば戦前の、まだ平和だった頃の住宅街に突然放り投げられてしまいました。まぁこの時点でヴァーチャル空間なんだろうなぁというのはなんとなく察しがつきましたが、この世界こそがDr.ブラウンが支配するヴァーチャル空間で、彼は「ペティ」という少女に姿を変え、「ロックウェル夫妻を離婚に追い込め」など命令を与えてきて、それをこなさないと父親の居場所を教えないと言われます(ちなみにペティを攻撃すると問答無用でゲームオーバーになりました)。

これ最初は素直に従ってみたんですが、命令を実行するとカルマが下がって、なんか変だなと。そこで住宅街を歩き回りディザーズなるBBAに話しかけると、「ここにあるのはすべて嘘」と教えられ、壊れた家の安全装置を探す、というクエストが発生しました。なんか真・女神転生Ⅱのアルカディアみたいなところですね(あっちはヴァーチャル空間であることに気づいていた住人がおらず、ヴァーチャルマシンを破壊して住人を再起不能にすることもできるという、かなり不気味な選択肢も存在したことが思い出されます)。

Fallout3 父親

この壊れた家ではラジオやらガラスピッチャーやらが置いてあって、それを正しい順番通りに調べると安全装置が出現するという仕組み。え?ノーヒントなの?と思ったんですが、どうやら調べる順番が違うと「ブブー!」と音が鳴ることから、鳴らない順番を一つ一つ手探りで探し出しなんとかクリア。装置に「中国侵略プログラム」なるものをインストールすると、ヴァーチャル空間からの脱出に成功し、実は犬に変えられていたという父親と無事再会することができました。

父曰く、息子には安全なVaultで生活してほしかったから置いていったとのこと。しかしそれがVaultから旅立つきっかけになるという、なんという皮肉。まぁ結果はオーライですが。にしてもDr.ブラウンの命令を実行し続けていたらどうなったのか、ちょっと気になるところです。

さてどうやらここから先は、浄化プロジェクトの再開を手伝うことになりそうですな。ストーリーも大きく動き出した感じがありますね。

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