なんでも株式会社ガイナが「トップをねらえ」の続編をはじめ、「あくびをするにはワケがある」、「蒼きウル」、「レスキューアカデミア」などの制作を発表したそうですな。
株式会社ガイナとは
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いつの間にか複雑な経緯を辿ってそもそも商号が変わっていたという…。庵野監督が独立して以降、次々にクリエイターたちが抜けていてって、なんかもう今では「木下グループの子会社」という立場になっていたのですな。
簡単に経緯を調べると、
- 2014年ガイナックスが福島県に「株式会社福島ガイナックス」設立。
- 2015年に福島ガイナックスがガイナックス保有の自社株式を全株引き受け独立。
- 2016年に福島ガイナックスが東京都東小金井市に「ガイナックススタジオ」を開設。
- 2018年7月26日、福島ガイナックスは全株を「株式会社木下グループ」に譲渡し傘下に入る。
- 2018年8月8日、福島ガイナックスは「株式会社福島ガイナ」を新たに設立、福島ガイナックスの事業を移管。
- 2018年8月9日、福島ガイナックスを「株式会社ガイナ」へ変更、本社所在地を東京都東小金井市へと移転し、ガイナックススタジオと合流。ガイナックススタジオは株式会社ガイナの「スタジオガイナ」としてアニメ制作に携わっていく。
っていうことでいいんでしょうかね。なんかほんとつい最近、いろんなことがあったんですね^_^;そういえば近年は庵野監督に1億円の支払いを求める訴訟を起こされたり、フリクリの版権を売却するなど、ガイナックス自体結構お金に困っていそうな印象はありましたが、木下グループの子会社になることでアニメ制作の資金も整ったということなんでしょうか。
蒼きウルに関してはもう20年ぐらい前から山賀博之さんが準備中だって言ってましたけど、てっきり完全にポシャったものかと。いや実際にポシャってたんでしょうけど、まさかここにきて復活とは運がいいというかなんというか…奇跡ですな。
その「奇跡」というキーワードで有名な「奇跡は起きます、起こしてみせます」のトップをねらえの続編ですが、庵野監督や鶴巻和哉さん抜きで本当にやれるのか、そしてこの二人に代わって誰が監督をつとめるのか、楽しみでもありちょっと怖くもあります。まぁアドバイザーとして貞本義行さんが加わっているとのことですから、キャラクターデザインは貞本義行さんがやるのか、もしくはそのテイストを継承したものになるのかなって気はしますね、今のところ。
ただそれにしても、一気に三つも四つもアニメ制作の発表なんかしちゃって大丈夫なのかしら、って気はしますけどねー。こんなに同時複数の制作ラインを立ち上げられるほど人がいて、スケジュールも進められるって、実はスタジオの規模が相当大きいんでしょうか。そこは木下グループの資本を背景にガンガンいけちゃうぜ、みたいな?いやはや、もしそうであるならばこれ以上に頼もしいものはないことではありますが。どうなるのか注目ですね。
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