プレイステーション専門のゲーム雑誌、「電撃プレイステーション」が7月から隔週刊誌ではなく月刊誌に戻ると発表されましたね。
元々は電撃PCエンジン
リンク:7月に大型バージョンアップ! ゲームファンが知りたいことをとことん掘り下げるメディアに
元々1994年に電撃PCエンジンの増刊号として始まり、その後月刊誌→隔週刊誌へと昇格(?)した雑誌でしたが、来月からは月刊誌へと戻るみたいですね。
発表記事を読むと雑誌は月刊誌に戻るものの、ウェブや動画配信はさらに力を入れて拡充させるようで、まぁ時代の流れに沿って方向性を変えていく…ってところでしょうか。昨今の雑誌不況というのもあるかもしれませんが、速報性とかゲームメディアの乱立も考えると、ネット配信に力点を置くのも当然の流れかなと思うところもあります。
僕は電撃プレイステーションについては学生時代の一時期購読していたことがあって…と言っても初代プレイステーションの時代、それこそ月刊誌時代とかです…それ以降も2年に1回ぐらい買ったりもしていたのですが、読者コーナーなんかは本当に20年前から全然変わってないんですよね、この雑誌w
例えばこの記事のアイキャッチ画像、ツインビーのイラストが表紙の号も買った記憶がありますが、本当にこういう時代から変わってないんです。すっごい細かい字でコラムやら読者ハガキの内容が掲載されていて、ページのわきにはライターが今ハマっているアニメのことですとか遊んだゲームの感想なんかをズラズラと書いて…っていう、独特なスタイルではありましたね。そういう独特なスタイルと空気感が、オタク層読者を呼び込み離さない、みたいなところがあるのかなと。類は友を呼ぶってやつでしょうか。
ただ最近は日本の家庭用ゲーム市場が以前ほどの活気がなかったりもしますし、実のところ月2回のペースはネタ的にも辛そうってのはありそうですね。もう滅多に買わないとはいってもこの発表を見たとき、昔購読していた人間としてはちょっと寂しい部分もあるなぁなんて思いました。
さすがに雑誌自体が休刊になるってことはそうそうないんじゃないかと思いますが、今後また隔週刊に戻るほど勢いが出るというのは難しいでしょうねぇ。例えばプレイステーション5発表とかで特別増刊号が出る、とかはあるかもしれませんが、そのぐらいビッグなニュースでもない限りはなかなかゲーム雑誌というのも今後は厳しそうですな。
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