ファークライ5 ホープカウンティに生きる #08

ファークライ5、無事ゲームクリアしました。しました、が…。

20XX年、世界は核の炎に包まれた

ラスボスはファーザーで、彼のいる教会へ行くと洗脳された仲間たちに同僚の保安官たちが拘束され、選択肢が登場。主人公は脅迫されます。抵抗するか、それともこのまま大人しく引き下がるか…。

なんか、これじゃあ今までの戦いはなんだったんだって感じがする展開ですが、とりあえず抵抗を選び、ファーザーとの決戦に挑みました。しかし…。

洗脳された仲間たちを目覚めさせつつファーザーを倒すと核爆弾が投下され、ホープカウンティが大破壊に見舞われます。車に飛び乗り必死で逃げる保安官一行。しかし核の爆風からは逃げられず車は横転。命からがらダッチのバンカーに逃げ込むも…ファーザーに拘束されてしまいます。

「私の言った通りだっただろう？」
「神の正義の炎によって世界は清められた」
「ここにはもう私と君しかいない。今から君は私の家族だ」
「君と私でエデンズ・ゲートへと歩もう」

＼(^o^)／

エデンズ・ゲートはチルドレン・オブ・アトムの前身だった…？っていうかこれ、Falloutに繋がるプロローグだったんですかね…？

う〜ん、なんかスッキリしないエンディングだなぁ、と。この終わり方、アリ？みたいな。結局これまでの戦いがすべて無に帰したような、良くも悪くも裏切られたエンディングでしたwなんかちょっと呆然としちゃうようなトンデモ展開というか。ファーザーと二人きりで大破壊後の世界を過ごすって…主人公を男にしていても女にしていてもその後の展開は地獄しか待っていなさそうですな。

これどうなんですかね、なんとも救いがないというか。「救いがないのが救い」だとか、そういうの勘弁してください、マジで。このゲームらしいといえばらしいのかもしれませんが、なんだかドス黒い闇に飲み込まれて終わった感じですね。まぁここからFallout的な世界、あるいはデジタル・デビル・ストーリー女神転生Ⅱ的な世界へと続く次回作が出ることを祈ります。それはそれで遊んでみたいので。

感想

エンディングはどうであれ面白かったゲームでした。グラフィックは綺麗ですし武器の操作感もスムーズで良かったと思います。ところどころ入る下品な会話や、皮肉めいたアイテムの説明文とか、大人向けのゲームという趣も強かったと思います。

ただ遊んでいて気になったのはバグが結構目立ったところですね。クエストをクリアしたのにクエストアイコンが消えないとか、フォロワーを連れてビーグルに乗って移動中、前方に向けてピストルを撃ったらなぜか後ろのフォロワーが倒れたということもありました（本当に今考えてもあれは謎すぎる）。あとファストトラベルしたら装備がファストトラベル前の状態に戻ったり、取ったはずのボブルヘッドがリスポーンするというバグにも遭遇しました。細かなバグはなるべく早く修正してもらいたいところですな。

それとストーリーに関してはちょっと短かったなぁという印象です。レジスタンス・ポイントが思いの外すぐ上がっちゃってボス戦になるので、ちょっと食い足りない気分も残りますね。破壊すべきカルトの施設がもう少し多くなるか、ボスキャラクターがあと一人ぐらいいると個人的にはちょうど良かったかなと。ゲーム内容は面白いだけにもっとこの世界で暴れたかった、って感じです。

とりあえずエンディング自体は見たので、あとはやり残したサブクエストを一通りクリアして終わらせようかなと。それ以外にもアーケードやDLCもあるので、まだしばらくは遊べそうですね。早く来てくれ！