Xbox、下位互換専任のチームを結成

Xbox Series X

海外メディアの「Windows Central」が、Xboxの新社長であるサラ・ボンドさんが次世代に向けて「下位互換を専門とするチームを結成した」と報じています。

ゲームの保存

リンク:EXCLUSIVE: Xbox President Sarah Bond has set up a new team dedicated to game preservation and forward compatibility

記事によるとMicrosoftに確認した情報として、サラ・ボンドさんが新しいXboxハードウェアを作るにあたり、「デジタルXboxゲームライブラリを将来に備えるための下位互換専任チームを構築した」とのこと。これは6月9日に行われる予定のショーケースにて発表されるかもしれない、だそうです。

まぁ要は次世代機でも現在のゲームを引き続き遊べるように互換性を保ったハードウェアにしますよ、という方針を打ち出したということですな。

CSだと世代が変わるごとにこの下位互換については何かと問題になるところではありますね。その点で言うと現在のXbox SeriesではXbox One世代はもちろん、初代のXboxのタイトルの一部、さらにXbox360世代も多くカバーしつつ、FPSブーストという機能を実装して下位互換はかなり充実している方だと思います。

基本的にはOSが次世代に進化することでアーキテクチャが変わり、互換性も失われるとかいう話ですが、Xboxは仮想化することで過去のゲームソフトも動くようにしているってことですっけ?僕もその辺はよく知らないのですが、そもそもWindowsというOSを作っている会社だけあってその手の技術は得意そうですもんね、これまでの互換性の実績もありますし、わざわざ専門チームを組織するぐらいなので心配はなさそうですな。

新ハードでは過去のゲームは動きません、というのは僕自身これまでいくつものハードを買ってきた身として経験してきました。それを昔はしょうがないなと受け入れてきましたが、現代においてもそれが許されるのかと言われたら、はっきり言って、僕は嫌ですw

Microsoftはゲームパスで昔のゲームも配信しているという事情があるにせよ、こういう取り組みに関しては僕は素晴らしいと思います。PCゲームパスだとそれこそ初代のFalloutやFallout 2なんかも配信してますし、30年前ものゲームをそのままの形で現代機でも遊べるというのはファンにとっては嬉しいですね。

まぁ逆に過去のゲームとの互換性をバッサリと切り捨てて買い替えを促すという手もあるにはありますが、それがうまくいきそうなのは任天堂ぐらいかな。任天堂はファーストがかなり強力なので下位互換を切り捨てても引っ張っていける可能性は高いんじゃないかな。

ともかく過去作との互換性を今後も保つようにするという動きは期待したいです。この調子だとこれからおそらく10年後ぐらいもSkyrimとか遊ばれてそうですな。

よろしければ記事のシェアをお願いします!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です