スターフィールドの3周目にしてやっとリュウジンクエストをクリアしました（ネタバレあり）。
快傑熟女！心配ご無用
リュウジンのクエストは採用試験から始まって潜入工作員として各地に派遣され、何らかの工作を仕込んで帰ってくる…というのが大まかな内容ですね。基本的に暴力沙汰はNGで、言うなればSkyrimの盗賊ギルドクエストみたいなもんで、自ら戦闘を仕掛けようとしなければ本当に戦う機会が少ない、かなりステルスミッションに先鋭化された内容だったように思います。
このリュウジンのクエスト、登場する人物に個性的なおばさんが多く、またマサコだのユウコだの、日系人のおばさんが出てくるところも面白いですね。しかもちゃんと「いかにも日本のおばちゃん」って感じの顔に仕上げられているところもナイスというか。このマサコやユウコのキャラデザインを見るに、ベセスダには日頃からセンビレの動画を試聴している濃い熟女ファンがいるんじゃないかという疑いが持たれますが、この絶妙なおばちゃん感、僕は嫌いじゃないですよ（ただ、画像右のイモジェンに関しては、僕にはどうも辻元◯美の顔が終始チラついて好きになれませんでした）。
リュウジンのストーリーは最初はリュウジンにちょっかい出してきた企業などへの警告を含む工作が主なものですが、次第にリュウジンが開発した内蔵ニューロアンプなる「他人の思考や行動に影響を与える」という、一種のマインドコントロール装置を巡る争いに主人公が身を投じることになるという、結構ダークな内容で面白かったです。
というのもシナリオの過程の中でこの内蔵ニューロアンプを主人公の頭の中に埋め込み、実際にスキャンを実行することでNPCを数秒間マインドコントロールできるようになるわけですが、最終的にはそれを使ってリュウジンの役員ですらその支配下に置くことができるようになってしまう。
それを主人公に命令するのはリュウジンCEOのマサコなわけですが、マサコの言う通りに役員をマインドコントロールしてマサコの思惑通りにリュウジンの経営方針を決めるのか、あるいはマサコを裏切ってCEOの座から引き摺り下ろすか…役員7人をどうコントロールしてリュウジンの将来を決めるか、とても面白い仕掛けでした。まさか自分たちで作った洗脳装置に知らないうちに精神をコントロールされて将来を決めることになるなんて、ディストピア映画みたいなオチですな。
ちなみに僕はマサコをCEOとして残しつつニューロアンプ開発を続けるようにコントロールしたのですが、クエストが終わったあとサラ姐さんにめっちゃ怒られましたwまぁこんなヤバい装置開発して乱用したらそりゃそうだよね、っていうところではあるんですけど。
リュウジンクエストを進める中では「発見されにくさが25%増加する」という工作員スーツとか、説得の成功確率が10%も上がる仕立てられたビジネススーツとか、結構強力な効果が付いた特殊なアパレルが手に入るところもいいですね。工作員スーツは手に入るのが遅すぎって感じがしなくもないですが。最終決戦直前になってようやく支給するっていう…もっと早く手に入っても良かったと思うんですけどw
このリュウジンクエストは基本的にステルスで進めることになるだけに、他の勢力クエストに比べて難易度が高いような気もしました。基本戦闘はNGですからね。まぁ一応バレてもこちらから一切攻撃せず逃げ切ればOKといった具合のようですが（最終クエストがそうだった）、完全にステルスを成功させてノーミスクリアを目指すとなると結構準備が必要というか。僕は足音消えるリコンスティムとヴォイドフォーム連発で強引に切り抜けたところもありましたが、クイックセーブなしノーミス1発クリア動画とかあれば見てみたいところです。
ところでこのリュウジンクエスト、途中でジュノーだったか、NASAが開発したという人工AIへの対処を求められるサブイベントも面白かったです。宇宙船の閉鎖された空間で、自我を持ち始めた人工AIと対話して対処方を決める…もう、出だしから嫌な予感しかしなくて。「2001年宇宙の旅」のHALとか、あれのオマージュ的な感じなんですかね。
イベントの内容はリュウジンの工作員に制御装置を渡されてジュノーに取り付けろと言われますが、ジュノーは主人公とコミュニケーションを取りたがりおかしなことはやめてくれと言う。さてあなたはどちらの言い分を実行しますか？という選択肢でしたが、僕はまぁリュウジンの工作員としてやはり同僚と揉め事を起こすのはまずいかなと思い、ここはリュウジン側の言う通りに制御装置を付けました。しかしその結果は…。
そういうオチを含めて面白かったし、逆にもしジュノーを選んでいたらどうなっていたのかにも興味があります。まさかあんなことになるとは思ってなかったのでw
リュウジンのクエストも途中の選択肢がかなり多いですし、またいずれ別の結末も見てみたいところです。
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