米国時間の2019年3月26日、State of Decay 2に新たな要素を加える「Choose Your Own Apocalypse Update」が無料配信されました。
高難易度を追加
「Choose Your Own Apocalypse Update」はゲームに新たに2つの難易度が追加されるほか、ゲームプレイに若干の修正と変更を含むアップデートとなっています。
追加される難易度については、
- Dread Zones:経験を積んだState of Decay 2プレーヤーにエキサイティングで新たな挑戦を提供するように設計。
- Nightmare Zones:本当にハードコアなプレイヤーのための過酷な耐久テスト。
となっており、選択することができるようになりました(これまでの通常の難易度はStandard Zoneとして選択可能です)。
新たに設けられた難易度を選ぶには、新規データで遊ぶ場合はゲーム開始時に選ぶことができますし、既存のデータでもビューボタンを押して表示される画面に「Difficulty」のタブが新たに加わっていますので、そこからいつでも変更可能です。
難易度はNightmare、Dread、Standardの順で高く、DreadとNightmareには以下のような特徴が設けられます。
Dread Zones
- コミュニティのモラルがStandardに比べて低い。
- 拠点の脅威レベルが上がるとより頻繁にゾンビの強襲を受けやすい。
- 一部の施設では、建設や使用に費用がかかるようになった。
- 無線(ラジオ)コマンド使用後のクールダウン時間がより長くなった。
- ゾンビの群れは一つの群れに含まれるゾンビの数が増えた。
- ゾンビの攻撃力、銃声感知能力がアップ。またゾンビがすでにプレイヤーもしくは人間NPCを発見している場合、デコイアイテムを使ってもゾンビは興味を示さなくなった。
- Blood Plague(伝染病)の進行スピードがアップ。
- Plague Heart(心臓)から発せられる霧(一定ダメージを与えると出る攻撃)を食らうと伝染病にかかるようになった。
- 敵対的な人間NPCの警戒心と攻撃力がアップ。
- 探索で見つかるアイテムが減少。最悪の場合すでに略奪されている可能性がある。
- 車の衝突およびゾンビが車に攻撃したときの車両へのダメージがアップ。
Nightmare Zones
NightmareはDeradの追加要素に加えてさらに過酷な要素が加わります。
- コミュニティメンバーの食糧消費量がアップ。
- Dreadよりさらにゾンビが大量に出現する。またスクリーマーはより多くのゾンビを呼ぶようになる。
- Blood Plagueの進行スピードがさらにアップし、Plague Heartの数が増加(?)。
- 敵対的な人間NPCの攻撃力がさらにアップ。
- 探索で見つかるアイテムがさらに減少し、車は故障していたりガソリンがない状態で出現する可能性が高まる。
- 銃の故障、ジャムる確率がアップ。
大雑把にピックアップしただけでもかなり難易度が上がっていることが分かります。初心者の人は選ばない方が無難です。完全にマニア向けの難易度と言えるでしょう。
その他の追加要素
Choose Your Own Apocalypse Updateでは難易度の他にもいくつかの追加要素が加えられています。
まず一つ目は、今回のアップデートから新規にゲームを始めるさい、マップを選択できるようになりました。3つのマップの中から自分の好きなマップを選べるほか、従来通りランダムで決定することも可能です。
個人的にお勧めなのはMeagher Valleyです。比較的平らな地形が多く、車で走りやすいので何かと移動が楽です。初心の方にも遊びやすいと思います。
この他にもクリア時のキャラクターを管理するインターフェースが更新されたり、新たな実績も追加されました。例えばDeradもしくはNightmareで新規にゲームを始めただけでも実績が解除されます。
さらにPlague Heartを倒したときの戦利品が増加(武器、資源バッグ、回復アイテムなど複数のアイテムを落とすようになり美味しくなった)、人間NPCのAI改良、マルチプレイ時の安定性改善、細かなバグ修正も含んでいるそうです。より細かな情報は公式サイトで公開されていますので、そちらをご覧ください。また開発元のUndead Labsがアップデート後のゲームのライブ配信を公開していますので、映像でもどういう内容か雰囲気をつかめると思います。
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